キューバ旅行記 パート2

前回の記事を最後まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

めっちゃ長かったですよね。。。でも、読んでくださった方もいらっしゃるという事なので、、、

続いてパート2にうつりたいと思いまーーーーす!!!イェーーーイ!!!

 

≪相乗りタクシー≫

勇気が出てきた後半、オルガさんが相乗りタクシー「マキナ」という存在をおしえてくれた。マキナに乗るには、道路の脇から腕を出して、走っているアメ車を停める。運転手に行先を言う。私の場合は「パルケセントラル!」そして、そのマキナがその道を通るのであれば乗せてくれる。というシステム。もちろん外国人はほとんど乗らないキューバに住んでいる人々が乗るタクシーだ。通る道をわかっていないと普通は捕まえられない。オルガさんに教えられたとおりやってみる!「パルケセントラル、ポルファボール!!!」運転手がコクンと頷き、大音量の音楽が流れるマキナに乗った!!横も前もみんなキューバ人!!今までは普通のタクシーで1メーター500円くらいかけて行っていたところをこのマキナなら約50円!そりゃ乗るでしょ!そして降りるところになったら「メデハ、アキー」とかなんとか叫んで降ろしてもらう感じ。でも、あれ?いまいち降りる場所がわからない・・・こんな時は!!地図でしょ!!驚異の方向感覚で地図を見ながら今、どの辺りか予想した。この辺りか?と思ったら車が停まった。あ、パルケセントラルってこの辺ってこと?と思って隣の人につられて降りた。もう今どこなのかわからないから、「パルケセントラル?パルケセントラル?」ってめっちゃ連呼している!そしたら運転手も他のキューバ人もなんか言ってる!わぁ、わかんない・・・なんかしらんけどめっちゃ怒ってる!!なんやなんやーーー!!!???

・・・・・そこじゃなかった。手招きされもう一回乗って、無事にパルケセントラルで降ろしてもらえた。

≪夜の一人歩き・・・≫

そんなこんなでマキナを降り、さぁてホテルまで歩いて帰ろう!っと思った時・・・気づいた。夜9時。。。辺りは真っ暗。いつも通っているオビスポ通りも街灯の明かりのみ。。。

「キューバは安全だよぉ!!夜中の一人歩きさえしなければ。」

飛行機で会った恵子さんも、通訳の恵子さんも、オルガさんもみんなそう言っていたのを思い出した!! これひょっとしたら、今、これがその、夜中の一人歩きなんじゃ!!!!!!!

凍りついた。ホテルまで歩いて20分くらい。。。だいぶ慣れてきたオビスポ通りもいつもとは違う雰囲気。しまったぁぁあ!!今まではホテルの目の前までタクシーで帰ってきてたからよかったけど。また怖い妄想がどぉぉぉ!!っと私を襲い、ホテルまで半泣きダッシュ!だってみんなが気をつけろ!って言うことやっちゃってるんだから、今!これはヤバイ!! ダーーーーーッシュ!!!!していると、「ミサートぉ!!!」と陽気な声。振り返ると、そこにいたのはホテルで仲良くなったボーイの二人。キューバで顔見知りに道でばったり!なんて普通ないじゃん!どれほど、ホッとしたことか・・・二人はホテルでの仕事が終わって、それこそマキナをつかまえる為にパルケセントラルへ向かってたみたい。夜、キューバ、一人!怖い!っと英語で伝える。ノープロブレム!キューバは安全だよ。って。そんなことより踊りに行こう!・・・いやいや、踊りとか、無理だからぁぁぁ!!っと言って別れたけど、少し安心した一瞬だった。もちのろん!何もなく無事にホテルに着いた★

 

≪ホテルの蚊≫

私の泊まったホテルはとてもおしゃれで中庭は大きな木があったり、椅子があったり。でもそのおかげで?部屋にめちゃくちゃ大量の蚊がいる。常に5匹は常駐している。初日から格闘していたが、次の日にはちゃーんと新しい5匹がいる。通訳の恵子さんに殺虫剤的な物はないの?って聞くけど、ん~。蚊が嫌なら扇風機をずっと自分にあててると蚊は近寄らないよ!めっちゃ間違いない!そんなこんなで毎日格闘してたんだけど、ある日、部屋で20匹ほどの蚊に遭遇。もう数えきれない。しかも向こうの蚊はそんなに刺さない。もうどうでもよくなってきた。。。。共存しながら寝た。ちょっとやそっとの蚊とか虫とかじゃ動じない気がする。  ね、強くなったでしょ。

≪せつない気持ち≫

仲良くなったホテルのボーイさんはキューバ人。その子と話していた時のこと。美郷はトゥンバドーラのレッスンいくら払っているの? 「2000円。」 「キューバの一般男性が1カ月働いた給料が約2000円。美郷はそれを1時間で使ってるんだね。」・・・。めちゃくちゃ切ない気持になった。もちろん物価は違う。でもキューバの中でもすごく安いものとそうではな無い物があるように感じていた。そんなに安くない物でもキューバ人に取ってだって必要な物がたくさんあるように思えた。なぜなら、人民用のペソと外国人用のクックがあるからだ。そのクックとペソ、両方をキューバ人も外国人も持つ事ができる。店も人民ペソしか使えない店、クックでしか払えない店そんな店がある。要は、一つの国なのに二つの通貨が存在していて、その二つが混載しているという事だ。それは複雑な歴史的背景からそうなったので、私も帰ってきてからいろんな事を知った。社会主義であるキューバは学費、医療費無料、食事は配給、家も与えられる。貧困で苦しんでいる人やスラム街などもないと言う。皆、平等な社会・・・とはいっても、実際は貧富の差はあるように感じた。

どれだけ努力しても手に入るものとそうでないものが明らかにわかれている感じだった。

その仲良くなった子はすっごく真面目でよく勉強している。スペイン語はもちろん、英語も話せて、ドイツ語もフランス語も話せて、今は中国語を勉強している。日本語で私が何か話せばすぐメモをしてすぐ覚える。学費は無料なのだから学びたい気持ちさえあればどれだけでも勉強できる。その子はまだ若いし、どうにか頑張って1カ月2000円の生活以上の物を得ようと努力している野心を感じた。自分が母親、妹を養っているという気持ちも強く、私がいらないものを捨てようとしたら妹にあげたいから欲しい。と言われたこともあった。若者は本当は心に強く夢を持っていてその為の努力は命がけ以上の心意気を感じた。お金を稼ぐということに命をかけている。そりゃそうだよ。命かかっているんだもん。自分だけじゃないよ、家族も。 もちろん色んな人がいるので、ダラァ~っと働いている人もいましたよ。惰性で。もう疲れちゃったんだも~ん。みたいな感じで(笑)でもどんな人たちでも明るくて、いいじゃん生きてるじゃーーーん!!ってな感じの気持ちも感じた。若者は夢を追いかけて努力し、年をとっていくごとに生きているだけでも幸せだ。って毎日ポジティブに生きているそんな感じの国。魅かれる気持ちわかりますでしょ。

≪レッスン≫

これだけ書いてきてレッスンや音楽の話はいっさい無し?!みたいな感じになっててなんかすみません。もちろん毎日しこたま叩きましたよ!このいろんな出来事はレッスンを毎日受けている合間に起こっている出来事ですので、ご承知おきくださいね♪前半はコンフントフォルクロリコでアフリカから伝わった伝統的なリズムを中心にレッスンを受け、後半は割とポップス系に近い先生のレッスン。コンガボンゴ…お金のことなど心配されちゃうかなあまりかけませんが、1日何時間もレッスン受けていました。その後半のポップス系の先生がまたカッコイィんだわぁぁ♪音がめちゃくちゃいい!いろんなフレーズをいーーーーーーっぱい教えてもらったんですけど、

『いちばん大事なのは音。その為にはその音を出せるように練習するしかない。それはもう努力と練習しかない』

まさかキューバ人に言われるとは思わなかった、努力と練習。。。ノリだよぉ~。とか言われるかと思いきや・・・先生たちも自分のおじさんがロスパピーネスという有名バンドのパーカッションだったこともあり、小さい頃から毎日毎日練習した。っと言っていました。

その先生方はキューバでも有名な人ですし、日本にも招待されて演奏にきている人です。そうなるための努力をずーーーーーーっとしてきたから、今は一般男性2000円の給料を1時間でもらえるようになっているんだなぁ、と思いました。

とにかく練習していい音出せるように頑張りますね!!!

 

いろいろと書いてきましたが、ここには書ききれないことばかりです。インターネットがほとんど使えないキューバ。使えたとしても、非常に高い!私は高級ホテルのロビーに行って2時間分1400円のカードを買って使いました。ですが、またスピードが遅かったりするので、ほとんどあっという間ですね。私の友達は1週間に一度300円払って繋げるって言ってました。他の国の情報や色んな事を知りすぎてもらっては困るんですかね、政府に全て管理されてるとも聞きました。なんでも便利な日本では色々と考えらない事は多かったです。インターネットをつないだ私は結局何がしたいんだろう、って考えた時にあんなにも日本と連絡を取りたかったり情報が欲しかったのに、よくわからなくなりました。ただ、いつもあたりまえのように繋がるネットが使えない、あたりまえのように取れる連絡が取れない、事が不安だったのかもしれません。

キューバの人たちは、よく外に出て木陰でみんなで話しています。みんな和気あいあいとても楽しそうです。何か聞けば、近所のこともよくわかっていて色んな事を教えてくれる。親切。でも噂好きらしい。なんだか昔の日本みたい?!

とか思いつつ。私が感じた音楽の旅キューバ、は本当にいろんなことがありました。正直音楽のことは言葉なんかじゃ書き表わせれません!!!言い表せれないほどの衝撃を受けたこと、聞いたこと、は一生離れませんからね!!これからの私の演奏に、音に、ジワリジワリと出てくるんじゃないかと、自分でも楽しみにしています。それから、この色んな経験すべてが私の人生の宝であり、私の音楽を作る宝になるんだなぁ、と感じています。

音楽家は、生きてきた生き方そのものが、その人の音楽になります。私はたっくさんいろんな経験をした分、それが田口美郷の音楽になることを誰よりもワクワクして望んでいます!

私の人生そのものが、音楽そのもの!!!音楽が私そのもの!!

私の音楽って何?って取り繕ったり、考えたり、していた気がする!!特に最近!!そんなんどうでもいいんや!!!私は私だから!!!!!ってすっごい思えた旅でした。

一人で喫茶店に入る事もできなかった私。一人で旅行なんて国内でもないでしょ~。色々やるにもなんか相談して、誰が何思うか聞いてから・・・そんな私が、

 

一人でキューバに行った。という事だけで、大きな挑戦だった。そんな私が向こうでいーーーっぱい勇気を出して挑戦してきた事すべてが、私を大きくしてくれたと、信じている。


 

「キューバ旅行記 パート2」 への3件のコメント

  1. まさき より:

    お疲れさまでした。
    素晴らしく貴重な体験が出来ましたね。
    途中で何度か鳥肌のたつ、素敵なリポートでした。
    次にお会いする時を楽しみにしています。

  2. うーさん より:

    楽しい旅行記読みましたよー!最高!面白い!私も10年若かったら付いて行きたい!映像で観るようにキューバでの日々が書かれていてこっちまでハラハラ、ドキドキ楽しませてもらいました。パート3も期待していますよー。それよりキューバの香りが消えない内に美郷さんに会いに行った方がいいかな?

  3. てにすぷれいや より:

    面白かった〜!
    でも色々考えさせられました。色んな環境、色んな人生、
    色んな考え方があるんだなぁって。
    昨年、大学生の息子が突然最貧国のバングラデシュに行ってくるって、
    飛び出してったのを思い出しました

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